腐卵臭女には未だに感謝が止むことを知らない

 

土砂降りの雨の中で駅へと向かいながら手持無沙汰となっている右手を広げてじっと見つめた。腐敗した卵のような刺激臭が中指からほのかに臭ってくる。 おしぼりでは拭い切れなかったその臭いは鼻を伝うと同時に10分前の光景をフラッシュバックさせた。

その思い出は決して甘いものではない。

しかしその経験が私を一段と強くさせた。

今日私はこの中指の 痛烈な臭いと5500円の代償を払うことで数多の経験値を得ることに成功したのだ。

この経験がやがて己の血となり肉となる。

後悔などない。

そんなことを言い聞かせながら駅構内のトイレで入念に手を洗い、終電で家路についた。

 


前回のレポートで述べた通り私には人並以上の性欲がないことに気づいたのでもう自主的に風俗には行くまいと決めていた。

しかし今回も前回と同様、居酒屋の勤務後に先輩に連れられて行く羽目になった。

今日の舞台はまたしてもピンクサロン

普通なら誘いに乗らず帰ってもよかったのだが今回は少し事情が違った。

もし彼女が出来ていざその場面になった時、膣の位置が分からなかったら相当やばい状況になってしまうのではないかと考えるようになり危機感を持っていた。

勉強しておかなければまずい。

そんなことを最近考えていたので意外とあっさり誘いに乗った。

 


私にとってピンサロに行くという行為はいわば観光地に行くことと同義である。

写真や動画で見たことはあるが体験したことはない。

行ってその場で触れて、見て確かめるといった作業をこなす。 快楽はあくまで付随するものであって一番に求めるものではない。

そうやってピンサロへ行く自己暗示すなわち動機づけを済ませた。

 


まあ要するにムラムラしていたから行きたかったということだ。許してほしい

 

 

 

店長と先輩の3人で雨中の路地を歩き例の場所へと向かった。

自身2回目ということで緊張はなくただただ楽しい気分だけがあふれ出て足取りも軽かった。

店の前まで行くと同じタイミングで仕事帰りと思われるおっさんが2人店へ入って行った。

 


こんな店に来る父親にも帰りを待つ子供がいるのだろうな、 、と全く生産性のないことを考えながら後に続いて店へ入る。

 


まったく全員が助平な顔をしているわけではない。 何かを抱えているのか神妙な面持ちで中へ入っていく者もいれば、あからさまにニヤついている気色の悪いおっさんもいた。

前のおっさん2人はどちらも好みの嬢を指名していた。店は大盛況だったので待ち時間が長くなることを予感したのだがフリーの旨を伝えるとすぐ案内できると伝えられたのでフリーで入ることにした。

 


また例によって爪の確認をされ、 5500円をボーイに手渡すと嬢を待つためにブースへと 向かった。 7番ブースで靴を脱ぎ、 腰かけると上着を脱いで待機する。

 


辺りを見渡すと店内は薄暗く今流行りのポップな邦楽が響き渡っていた。

すぐ案内するといわれた割に10分ほど経ってもまだ嬢は来ない。

暇だったので横目でちらっと辺りを見渡すと両サイドには先客がいた。 耳を澄ませてみるとジュボジュボと音が聞こえてくる。

名も知れぬおっさんのしゃぶられ音によるサンドウィッチは聞くに堪えがたい。

 

 

 

局部から放たれる和音と親父どもの吐息から呈されるハーモニー。

 

世界一卑猥な交響曲

 

これを世界的指揮者が指揮を振ったらどうなるのだろうか、、

 

佐渡祐や小澤征爾にタクトを振らせるとこれまた胸を打つほどに卑猥なアンサンブルを奏でてときめかせてくれるのかな。そんな幻想を抱きながらおっさんをチラ見した。

 

 


勉強のために来ているとはいえ、嬢が可愛いかそれ以外かという点に関しては非常に重要 な意味を持つ。そのため期待に胸は膨らんで いた。 おそらく前回のド貧乳嬢よりも期待で 自分の胸が膨らんでいたと思う。Cカップくらいには膨らんでいるのではないかと自分の胸を確認までした。

 


しかしここで私はある重大なミスに気づいてしまった。 それはつまり私のところへ召喚される嬢は間違いなく余りものだということだ。 そもそも平日のこの時間帯に出勤している嬢が4人しかおらず、それに加えて前に並んでいた2人が指名を行っていたために必然的に余りものが来るはめになってしまう。

この事実が頭に浮き出てきた瞬間に絶望の淵へと追い込まれた。 評判のピンサロとはいえ外れの1人2人はいるだろう。

 


ハズレに違いない。

 


そう確信した私は運命の時を待つしかなかった。

 


可愛くなくていいからせめて巨乳であれ。

普段神など 微塵も信じぬがこの時ばかりは天に祈った。

 


そしてついに嬢との対面...

 

 

 

 


ブースの入り口に人影が見えたので通路のほ うにパッと顔を向けた。

 

 

 

嬢の顔を見た瞬間、 あぁ... と思わず吐息を漏 らしてしまった。

 

 

 

前回の女よりもブスだった のである。

 

 

 

動揺を隠しきれなかった。

入店前どんな手マンをしてやろうかと意気込み、期待に満ち溢れていたあの笑顔はどこへやら。

何とか持ち直し、ひきつったような笑顔でお願いしますと片言で伝えた。 なかなか嬢の顔を凝視できない。

店内が薄暗くなっているのがせめてもの救いだ。

まずは徐々に顔をみて目を慣らすことだけに集中した。 嬢のチャームポイントを必死に探そうとしたが砂漠の中から一滴の水を見つけ出すのは至難の業だ。

死んだような目、貧しい乳房。

どれをとっても魅力的なものは何一つなかった。

 


「どうかしたの?」

 


あまりにもまじまじと全身をかぎまわすように見て いたので嬢が声をかけてきた。

 


「いや、ええと...」

 


なんといえばよいか分からず顔も見られない状況だったので困り果てた。

何とか美女だと思い込むのだ。

そんな自己暗示をひたすらかけ続けながら雑談をしていたので1%の力でしか話が出来ず、 ごみのようにつまらない会話が繰り出されていた。

 


しばらく面白みのない会話を続けているとついに嬢が動き出した。

 


上乗っていい?

 


拒否するわけにもいかず渋々それを承諾した。

嫌でも顔を見なければならない状態だ。

 


しかし湿気たせんべい顔を目の前で鑑賞するのはごめんである。

 


漠然と遠くを見つめているとすかさず嬢が 「どこ見てるの?」と聞いてきた。

 


「いや、こうゆうところ初めて来たので緊張してる んです…..」

 

 

 

大嘘をついた。

 

 

 

もうそろそろ逃れられそうにない。

万策尽きた。 覚悟をきめてやるしかないとさっきまでの目逸らしを帳消しにせんとばかりに目をじっと見つめた。

 


ん? 案外可愛いじゃないか。

 


奇跡はどうやら存在するらしい。

 


湿気たせんべいは知らぬ間にピュレグミへと昇華していた。

 


これならいけるぞ!!!

 

 

 

3秒間くらい目を見つめるとそのまま顔を近づけ軽くキスをした。

 


フレンチキスを3度ほどかますとディープキスに入った。

嬢は服の上にまたがりながら熱い接吻を交わしているので股間はみるみるうちに燃え上が っていた。

 


この擦れがまた、たまらない。

 


ただそんな息子も立ちあがりこそよかったものの徐々にペースを乱し苦しい展開になってきた。

その原因はずばり嬢の臭いであった。

別にくさいわけではないのだがキスをした後、 何かのにおいが口内を駆け回ってきた。

 


口紅のにおいが8割方だと思うがそれは息子を萎えさせるのに十分な力を持っていた。

 


最悪だ。

 


ディープキスを終えて顔を離すとそこには湿気たせんべいが再臨していた。

 


ぐぬぬ

 


その状 態で 「じゃあ、脱ぐね…..」

などとぬかすのだからたまったものじゃない。

嬢は勢いそのままに下半身までも露わにしだした。

しょうがないので私もセオリー通り、手際よく全裸になった。

 

 

 

目の前に跨る嬢の胸に手を伸ばしひと揉み、 ふた揉みしてみせた。

ただ、ないものはないのでそれ以上何も起こらない。

乳輪を沿うように撫でたりもした。

ただやはりないものはない。

 


嬢はそれなりに声も出すのだが義務感による声というのは百も承知なので全くそそらない。 しかしそれでも私は無心に胸を揉みしだき、 愛撫した。これは男の本能なので仕方がない。

興味がなくてもそこに膨らみがあるものなら自然と手が動いてしまうものだ。

気づけば数分その状態が続いていた。

おっといけない。

今日の至上命題は手マンである。

手マンを学ばずして帰れない。

 


前回のピンサロでは全く陰部にはノータッチだったので今回が全くの初めてということになる。

私は思い切って聞いてみた。

 


「手マンしていいですか?」

 


いいよと即答されたので、 女の子の日ではな いことに安心すると同時に私は遂に未知なる 世界へと扉を開いた。

 

 

 

無造作に生え散らかった陰毛をかき分け入口を探した。

 

 

 

ん?

 

 

 

ないぞ?

 


 

 

 

おそらくこの辺だろうというおおよその検討はついている。

しかしそれが一向に見つからない。

 

 

 

くそっ!

 

 

 

いつも見ているモザ有りのAVを恨んだ。

 


ジャングルを彷徨うこと数秒。

 


ほんの数秒だが違和感を生み出すには十分な時間だった。

 


...

 

 


気まずい空気が若干流れる。

だが焦っていても仕方がない。

私は素直に嬢へ質問した。

 


こうゆうの初めてなんで手マンの仕方とか分からなくて...

  

 


素直な性格に育ててくれた親に感謝したい。

変なプライドなど持つことなくスムーズに質問することができたのは両親のおかげである。

 


すると嬢は無言で私の手を引っ張るとここだよと優しく教えてくれた。

 

 

 

ここか!

 


その穴に中指を挿し込むとこれまでに体感し得ないなにかを感じた。

 


なるほど。

 


と気持ちの悪い感想を呟くと指を数回出し入れし てみた。 ウェットな挿入口は指の出し入れを加速させる潤滑油が出てくる。

 


油が次から次へと流れ出て、それからしばらくするとうっすら鼻を刺激する臭いがしてき た。

おそらく感動で全く気になっていたかったのだろう。

徐々にその臭いは個室を支配してきた。

 

 

 

卵の腐った臭いだ。

 

 

 

手マンをした後は例のごとくまた嬢からのご奉仕により無事発射させることができた。

発射後に嬢の顔が煎餅に戻ったことは言うまでもない。

 


今回のミッションは完全に果たされた。

未知の行為だった手マンをスキルとして身につけたことで少しではあるが自信にもつながっ た。

 

 

 

店を出た後の帰り道、 手からかすかに香った腐敗卵のにおいは決して忘れることはないだろう。

もうこんな臭い奴とはしたくない。

 

 

 

絶対に

 


素人とやってやるんだ。

 


決意の瞬間だった。

 


私の原点はここからはじまったのかもしれない。なので最後は嬢への感謝で締めたいと思う。

 


腐敗卵嬢へ

 


お仕事辛い時もあると思いますが頑張ってくだ さい。 周りの嬢は人気であなたが余り物だったとしても挫けることなんてありません。 僕だけはあなたの味方です。

本当にありがとう。

 


-完-

ソープで陥没乳首のオカマが出るか常に心配になる

 

 

 

より生物学的に捉えるとオス

 

その個体が唯一神によって与えられた誇り高き聖なる証。

また、平和の象徴であり諸悪の根源を解決しうる無限の可能性を秘めた代物。

 

これは男であれば誰しもが持ち、また時に見せつけ合いスケールを競い合う。

 

からしたら実に馬鹿馬鹿しいかもしれない。

 

しかしそんなことはどうでもいい

 

学歴、容姿、生い立ち…いかなるステータスで負けていようがただちんぽのスケールが桁違いだというだけで人生逆転することだって可能なわけだ。

 

 

アメリカンドリーム=チンポ

 

 

そう認識してもらって構わない。

 


とにもかくにもおちんちんは人生において重要な意味を持つ。

 

 

それがある日突然全く使い物にならないという状況に陥った時あなたならどう思うか??

 

 

どれだけ必死に問いかけても硬くならない。

目の前でまさに股を開き、つぶらな目をした女の子が

 

「挿れて…....!!」

 

 

と懇願しているなか命令に背きうつむくちんぽ。

この屈辱は筆舌に尽くしがたい。

 

そんなどん底を経験した男がいかに這い上がったのか。

 

いかにして勃ち上がることができたのか…

 

 

これはもはやドキュメンタリーである。

 



 

今回の舞台はソープである。

 

これまでの風俗と違うのはなんといっても本番行為があるということ。ただこのことは私を不安にさせる要素の一つであった。

 

 

わざわざ高い金を払って挿入できなかった時どんな顔をして帰ったらいいのか?

ここまで立て続けに3人、挿入前にちんぽが萎える現象が起きていた。

 

 

必死になって

「ED 治療」

「ちんとれ」

「いんぽ」

 

 

あらゆる治療法を血眼になって調べまくった。

この検索履歴を見られた暁にはおそらく50を超えた変態クソジジイを想像されるだろう。

だがそんな世間のイメージとは裏腹に実はEDの若年化が進んできているらしい。

 

20代でも結構な人がこの病気で悩んでいるそうだ。

 

主な原因としてはAVの多様化である。

 

例えば

 

 

【なめ子18歳 「出すなら外で♥」言葉と裏腹にあそこを締め、おちんぽロックで本能的種付け懇願】

 


【彼女のお姉さんは巨乳と中出しOKで僕を誘惑する】シリーズ

 


など現実世界ではありえないような快感を毎日体験できるためいざというときに刺激が足りず勃たないのだ。

 

 

それにようやく気づいた私は悔し涙を流しながらもAV禁をし、スクワットを毎日こなした。

ちなみにスクワットは勃ちもよくなるしテストステロン値が最も上がりやすい筋トレなのである。

 

やらない手はない。

 

 

万全の状態を作っていざ出陣

 

 

高校時代の同郷である友達と3人でソープ街へ出かけた。

ソープでは早朝割というものがあるらしい。

なんと夜の値段と5000円ほども違う。

朝早く起きるだけでわずか12000円でHができるのだ。

 

 

アベレージで10時起きの私もこの日ばかりは6時にぱっちりと目が覚め臨戦態勢に入っていた。

 

駅で集合した3人はそれぞれ異なった想いを胸にソープへ向け歩み出す。

 

 

早朝割は先着30名までだったので少し不安はあったものの難なくクリアし私たちの目の前に3枚の嬢の写真が提示された。

 

目星の女の子がいたのだが友達と被っていたので快く譲り、私は2番目に好みだったうみちゃんを指名した。

プロフィール欄にはEcupと書いてあり、パイズリをしたことがないという点を除けば合格であった。

 

 

さてどう巨乳を堪能しようか…

 

 

 

実を言うと私は巨乳との経験が全くなかった。

これまで6人ほど、ドM痴女処女など一通りの体験をしてきたのだが巨乳はまだなかった。

日頃から巨乳好きを公言しているだけに非常に情けない限りである。

心のどこかで巨乳じゃないからちんこが勃たないのだと言い訳をする自分もいた。

 

 

 

 

おっぱいというのはロマンである。

 

 

 

 

おっぱいはロマンでありロマンとはつまり己の夢であり希望でもある。つまり式に表すとこうなる。

 

 

 

 


夢+女=巨乳

 

 


そして私は巨乳じゃないと勃起することができない。そして何よりも乳首が1番興奮する。

このことから次の式が得られる。

 


巨乳+乳首=勃起

 

 

 


正解が見えてきたようだ。

私にとって夢とは公認会計士だ。

このことから上式に代入するとこうなる。

 

 


(公認会計士+女)+乳首=巨乳

 

 

 

 

これでは意味がさっぱりわからないのでわかりやすく変換すると以下となる。

 

 


公認会計士=巨乳-女-乳首

 

 

 

 

(-女-乳首)という概念は「乳首も持たない女性ではない性」を表すので

以下が成り立つことが証明される。

 

 

 


公認会計士=陥没乳首のオカマ巨乳

 

 

 

 

 

........………

 

 

 

 

 

 

 

 

さて話を戻そう。

1時間の待機時間を終えて店へもう一度戻ってきた3人は遂に嬢との対面を迎える。

 

 

私は胸筋男の次に呼びだされた。口に消臭スプレーを浴びせられ爪をチェックされたのち部屋へ入った。部屋には嬢が待っていた。

 

 

 

ハズレである。

 

 

 

ババアではないがババアに限りなく近づいたババア。

それはもうババアなのかもしれない。

プロフィールの22歳というのは絶対嘘だろう。それだけは確信がついた。

 

 

私は歯が汚い女が大の苦手である。

彼女は歯が少し汚かった。

それがババア味を増していた要素になっているのかなと分析をしてみた。

 

 

そんな分析をするくらい心には余裕がある。ソープは初めてだが緊張はなかった。

私は慣れた口調で話しかけた。

 

 

初めて手コキ屋に行ったあのオドオドとした挙動不審チンカス男の影はない。

 

 

 


勃たせるものなら勃たせてみろ!!!!

 

 

 

 

客の皮を被ったチャンピオンのようなメンタリティはどこからきているのか。

訳の分からない心構えで3度目の防衛を試みようとしていた。

 


「わー!若いね!大学生??」


「はい、大学生です。」


「おー!すごい!今日は来てくれてありがとう!」

 


そんなたわいもない話をしながら嬢は慣れた手つきで私の衣服をスムーズに脱がせていく。

 

それが無駄にエロい。

 

 

みるみるうちに全裸になってしまった

 

嬢もすかさず衣服を脱ぎとると豊満なバディが露わになった。

 

 

 

たしかに巨乳である。

まず私はそれを見て心を撫で下ろした

シャワー室へと誘導されると泡で洗体された。

 

 

ソフトタッチを駆使しつつ緩急を織り交ぜながら満遍なく体を洗ってくるその手つきはまさに神のなす業である。

 

局部に触れられた時は思わず唸ってしまった。そのまま体を洗い流すと2人でベッドへ向かった。

ベッドに寝転がりそのまま唇を合わせた

 

 

 

微妙な味がした。

 

キスをした瞬間に少し相性が悪いなと感じたものの1ヶ月ぶりの行為なのでかなり興奮する。

その興奮の勢いのままに我が息子も瞬く間に天を見上げた。

 

 

嬢はそのブツをしごきながら

「え、勃ってるよ!すごい」

と声を荒げながら言ってきた。

 

 

 

勃起不全チャンピオンの称号はすぐに消え去った。


勃たせるものなら勃たせて見ろ…

 


あの威勢はどこへやら。

ここまで早く勃つなど恥ずかしくてたまらなかった。

 

 

今回の至上命題は挿入である。

それは嬢にも伝わっていた。

ほぼ前戯なしの状態で

「挿れる?」と聞いてきてくれた。

 

ナイスアシストである。

私は間髪入れずに返事をした。

 



体勢の問題で必然的にバックをすることになった。

なぜなのかは今思い返しても分からない

とにかくバックでしか挿れることができない状況だったので私はコンドームを嵌めてもらい嬢の背中から突き刺すことにした。

 

 

装着しても息子は元気なまま

 

よし大丈夫。

 

 

しかし悲劇は繰り返された…

挿れる直前にフニャっとうなだれるとみるみるうちにしぼんでいってしまった。

 


あぁ……

 

 

 


またしても歴史は繰り返されたのだ。

人類が歴史を学ぶことは先人の過ちを2度と繰り返さぬためである。

歴史を変えるために必死で勉強しトレーニングもした。

なんだこの有様は、、、!!!

 

 

 

脳内に前回の失敗がフラッシュバックされる。生でいいよと囁かれても勃たなかった男だ、いわんやコンドーム…

 

 

 

己の未熟さを恥じた。

ただ嬢だけは諦めてなかった。

 

大丈夫だから。

そう力強く言うと彼女は何も言わずただ息子を癒した。

 

仰向けになりながら私は天井を見上げた。

数滴の滴が頬を伝ってくると私はそれを腕で拭い気持ちを新たにした。

 

 

 

 

「よろしくお願いしまーーーーす!!!!!」

 

 

 

 

負けてなどいられない。

今もてる全ての力を局部に集中させた。

 

 

みるみるうちにカチカチになっていくと嬢はそのまま上へ跨り遂に挿入した。

嬢は懸命に腰を振り続ける。

 

 

 

私も一心不乱に上下に動いて見せた。

おそらくここには物理の力が働いている。

 

 

たかが股間の結合、されど股間の結合。

 

 

マクロな世界では見えぬマクロな運動が繰り広げられ膣内では不確定性原理が働いているに違いない。

きっとそうだ。

 

 

 

いやもしかしたらアボガドロ定数か?いや、質量保存の法則かもしれない

 


そんなことを考えながらただ猿の如く腰を振った。5分ほど騎乗位を続けていると唐突にイッてしまった。

 

 

前触れもなく…だ

 

 

インポで早漏あな恥ずかしや

 


私はすぐさま賢者に生まれ変わった。

もう目の前にいる女と抱き合うことなど天と地がひっくり返ってもできない。

強めの賢者団が現れていた。

 

 

ただ時間は有り余っていたので軽く雑談をすることにした。

なぜこの業界に入ったのか?

仕事は何をしているのか?

また恋愛観についてなど様々な話を聞くことができた。

 

 

晴れて「勃起」に成功した私は清々しい思いで店を出た。

 

2人も満足げな表情で店を後にした姿を見て嬉しくなった。

 

 

とにかく今回学んだことは

陥没乳首のオカマ巨乳の公認会計士には気をつけたほうがいいってことだ。

 

 

ではまた…

Ⅱ.アディショナルタイム決勝弾

 

「あのー、すみません。このまま高速でフェラされてもイク気がしないので緩急つけてもらってもいいですか?」

 

失礼を承知で決死の提案をした。

 

普通に考えれば高速であればあるほど抜けると思うだろう。

 

しかしその時の私はパニック状態であった。

 

とにかくこの均衡を破らなければと考えに考えこの策を思いついた。

 

彼女は何を訳のわからんことを言っているんだと言わんばかりに疑念の目を向けてきたが軽く会釈をすると、やわくなってきている珍棒を抜き取ることなく咥えたままスローダウンさせた。

 

期待とは裏腹に息子は以前に比べてより一層元気をなくしていった。

 

最後の一手を尽くしもう後がない私は絶望の淵に立たされた。

 

そして無情にもコールが鳴り響く

 

「11番さん終了のお時間ですぅぅー」

 

あー終わった…

 

このまま寸止め状態の野獣を野に放つことになるのか。

 

私は悔しさともどかしさでなにも考えることが出来なかった。

 

 

諦めて帰ろうとしたその時だった。

 

 

嬢が一言

 

「大丈夫。」

 

とおもむろに呟いた。

 

 

すると次の瞬間、超高速フェラを繰り出してきたのだ。

これまでとは桁違いの速さだ。

"本気"の抜きをみた。

このままでは帰さないというプロの魂胆からくる鬼気迫ったその高速芸はまさに圧巻だった。時間オーバーをしてでも職務を全うする職人の技を前にして私はただ身体を預け見守るしかない。

 

緩急をつけて下さいと、でしゃばった提案をしたことを思い出し恥ずかしくなった。

素人の突拍子もない提案を受け入れつつも高速フェラに切り替えて抜きにくるプロの意地は並大抵の努力では得ることができないだろう。

そんなことを考えていると状況は一変、嬢の熱意に負けてか息子は元気を取り戻し絶頂へのカウントダウンは始まっていた。

 

 

体中に熱を帯びるような感覚になると全身を駆け巡る血液がただ一点を目指し進んでいくのが伝わってきた。がむしゃらに発射台を目指す白の戦士達は我先に外界へ出んとしている。

 

 

そして、ついに歓喜の瞬間が訪れた…

 

 

溜まりに溜まった4日分の戦士達が竿を伝い嬢の口内へ侵入した。

それと同時にどっと疲れが押し寄せてきた。

彼女はそれを全て受け止め、ティッシュで処理をした。私もウェットティシューを貰うと、

 

今日のお前は敢闘賞だ。

アディショナルタイムに決勝弾、よく頑張った。

 

そんな労いの言葉をかけながら優しく息子を拭いてあげた。

 

 

「いっぱい出たね!最後にいけてよかった!ちょっと待っててね。」

 

そう言われて頷いた私を確認すると嬢は奥の部屋へ消えていった。

しばらくすると手紙を持った嬢が帰ってきてそれを手渡されると私は店を出た。

 

 

店を出るとまだ一緒に入った先輩は出てきていなかった。淫らな店の前で人を待つのも癪なので先に居酒屋へ帰ることにした。緊急事態宣言が発令されている影響でどの店も閉まっており辺りは真っ暗闇に包まれている。

 

とぼとぼ帰っているなか様々な感情が頭の中を交錯した。ただ一つ確固たる決意が生まれたのは確かだ。それはこれから先の人生、自らの意思で風俗には行かないということである。

 

もちろん気持ちよかったのは事実だ。

 

しかし気持ちよさ以上に虚無感の方が強かった。賢者タイムの影響も少なからず受けているかもしれないがそれを差し引いても風俗に通う人の気持ちが理解できなかった。

 

フェラをされた時、はじめこそ快感を得られたが時間が経つにつれてなんとも言えない感情が湧き上がってきた。

 

これでは自分でやった方がいいのではないか?

 

あの手この手を使って女の子を落とそうとする時間や労力を使うことがこの上なく無意味に感じられた。そして私は確信した。性欲があまりないのだと。

 

人並み以上に性欲が強い人間だと自負していたのだがどうやら違うかったらしい。

 

かつて無心に大きなおっぱいばかりを追い求めていた少年の心はもう存在していない。

私は生まれ変わったのだ。そう信じている。

しかしながらこの決断に至るには時期尚早なのかもしれない。

なぜなら今回の嬢は可愛かったのだが、いかんせん乳が足りていなかった。

もし理想のカップを持った美女が突如現れた時今の考え方を保持し続けることができるのか自信が持てない。広がる楽園を目の前に己の哲学を放棄し、猿の如く乳を貪る可能性があることは否めない。

 

男に生まれた以上それは仕方のないことだ。

 

だから私は未知への探求をやめない。

 

ピンサロで性欲が満たされないことは今回で十分理解できた。なので次は風俗でどうなるのか体を張って調べたいと思う。

 

 

もちろん巨乳の美女で。

Ⅰ.人生初ピンサロは戦場。乳吸の儀で洗礼を受けいざ行かん

ギラギラと光る新宿ネオン街とは対照的にひっそりとした下町にあるビル。

嬢からのお見送りを受けビルを出るとどの店も閉まっているせいか、そこにはほとんど光のない道が続いていた。

コトを果たした私はこれまで胸につかえていた疑念を確信に変え、ただその暗闇を黙々と歩き駅へ向かっていった………

 


1月下旬にピンサロへ行くと高らかに宣言してから1ヶ月以上が経とうとしていた。未知なる世界への恐怖、資格試験、緊急事態宣言など幾多の障壁がピンサロへの道を阻んでいたが遂に今日私はオナクラからのステップアップを果たすことになる。

今日は至って普通の日であった。

いつものようにバイトを終えて店長と先輩の3人で酒を嗜んでいた。するとなにを思い立ったのか突如店長が

 

「おまえ!ピンサロ行けよ!」

 

と言い出したのだ。急な提案に最初は驚いたもののピンサロに行くという約束を未だ果たしておらず、このままなんの土産話もなしに明日地元に帰っていいわけがないと思っていたのでまさにベストタイミングであった。

 

階段を上がると店に入る前にボーイが出てきて私たちを受付へ招き入れた。

2名の利用だと伝えると

「今すぐ案内できます!」

とにこやかに告げられ、待ち時間なしで入れそうだったので胸の高鳴りが早まってくるのを感じた。

先輩曰く、今日はあまりにも好条件が重なっているらしい。スペシャルキャンペーン中で通常30分7000円のところを5400円でプレイ可能であり、さらに出勤表を見ると当たりの人が入っているというのだ。

当たりでなくてもここのピンサロはアベレージで可愛い嬢が常駐しているらしく私は期待に胸を膨らませていた。

指名なし料金5500円をボーイに渡すとアルコールを摂取したか否かの確認がなされた。

私と同様にさっき先輩も角ハイを2杯ほど引っ掛けていたのだが

彼は

「大丈夫です。」

と少し自信なさげに答えた。

 

嘘をついたらやばいのではないか…

 

直感だが悪い予感がした。

 

私はお酒を飲むと顔がすぐに赤くなるタイプなのでおそらく今も顔が火照っているに違いない。これまでの楽しい気持ちが急激に沈み、一瞬にして焦りが生じた。

そして先ほどの悪い予感は的中することとなる。

カーテンの中から強面の兄貴が突如現れたのだ。

 

「大丈夫ってどっちの大丈夫なのかはっきりしてもらえませんかね!!??」

 

激しい口調で問いただしてきた。

にこやかに立っていたボーイからも笑顔がスッと消えていた。熟練の雰囲気を醸し出しているその男は苛立ちを隠せていなかった。

 

これは相当やばいのではないか、、、??

 

私は足がすくみ今すぐ逃げ出したい気分だった。

私はただ先輩の動向を見守るしかなかった。


しかし、さすが百戦錬磨の先輩。無駄な抵抗はせずお酒を少し飲みましたと素直に白状した。これはもうしょうがない。

退出かと思いかけたが男は威圧的な態度で

「乱暴な行為だけはやめてください。特に大学生は飲むと気分が良くなってハメを外す恐れがあるので。」

と注意するにとどまったのだ。

 

助かった…

私は胸を撫で下ろした。

 

ボーイに爪をチェックされてから中へと案内された。店内はクラブのようにガンガンBGMが流されており、そこからさきほどの受付男のアナウンスが聞こえてくる。

 

「はいーー!!!2名様入りましたぁ!!

11番と15番ですぅぅ!!

30分のご案内ですぁぁぁ!!」

ノリノリの渋い声が店内に響き渡り、さきほどの怖い印象は全くと言っていいほど消えていた。ポップな音楽に合わせてディスコライトがグルグル回っていて店内は薄暗い。

 

先へ進むと2人座れるかどうかの小さなスペースが8つ並んでいてそこには先客が何人もいた。これといった仕切りもないので立って周りを見渡すと全裸になっている男たちの姿が見えた。

この場所にはプライバシーという概念が存在しない。当たり前のように個室を想像していたので驚きを隠せなかった。

 


11番のスペースに腰掛けると嬢を待つように指示が出された。用意されていたお茶を少しすすって待っていると通路に嬢の姿が見えた。

どんな人なのかな…

心拍数が上がりいよいよかと待ち構えていたのだが嬢は素通りして別の部屋へ向かっていった。これはピンサロの醍醐味でもある。

御目当ての嬢が来るか来ないか誰が来るのかのガチャも楽しみの一つなのである。

 

2人目の嬢が通路にやってきた。

今度こそ来るのか?

嬢は私の目の前で立ち止まるとスペースへ入ってきた。

 

きた!!!

 

ここで今回の戦いの8割が決まると言っても過言ではない。可愛いのか可愛くないのか。はたまた巨乳なのか貧乳なのか。私は胸の高まりを抑えながら恐る恐る嬢の顔を見上げた。


当たりだ。ひとまず顔は期待以上であった。前回のオナクラでは可愛さで物足りない部分がかなりあったので今回の嬢は可愛らしく少しロリ要素もあった。

 

私の好みはお姉さん系なのだが全然悪くない。

こんにちは〜と可愛らしく挨拶をすると隣に腰掛けてきた。パーカー姿にスカートを履いていて生脚を惜しみなく出しているような格好だった。

何してたんですかー?といった当たり障りのない日常会話からはじめて3分くらい経ったであろうか、雰囲気もいい感じになってきたところで嬢は私が座っている上に乗りかかりキスをはじめた。舌を絡ませ合いながら激しい接吻を2分ほど続けた。

さすがこれを生業にしているだけあって素晴らしい舌遣いであった。

それは細部までこだわりを持って作業を行う伝統工芸職人さながらの繊細なタッチ。一朝一夕ではおそらく培われないような技術力を遺憾なく発揮する様に心打たれたが、己の心に満足感はなかった。

また、気持ちよさのカケラもなかった。

 

キスを終えると

「何かして欲しいこととかある?」

と尋ねられたので私はこう答えた。

 


「とりあえずフェラしてほしいです。」

 

 

ピンサロでは最後の最後フェラで抜いてもらってフィニッシュするのがスタンダードである。なので開始5分でフェラを求める客は少し異質だったのかもしれない。ただ私は手マンをしたい訳でもなく舐めたい気持ちも全くなかった。なので早速フェラしてもらうことにした。

 

「これってみなさんここに来ると脱ぐ感じですか?」

 

「基本的にはみんな脱いでるよ!」

 

「分かりました。では脱がせていただきます。」

 

かなり開放的なスペースなので脱ぐのに多少の戸惑いはあったがそれでも私は1分1秒を無駄にはしまいと高速で衣服を脱ぎ捨てた。

それに伴って股の上に乗りかかっている彼女も上半身を脱ごうとしていた。

パーカーを脱ぐと白く優しい肌が露わになると同時に小洒落たホワイトブルーのブラジャーがダイレクトに私の大脳皮質を刺激する。

 

だがしかしそこから垣間見える乳房は豊かではなかった。おそらくBカップくらいであろうか。とにかく残念であった。

 

この瞬間に生来の夢であるパイズリは打ち砕かれた。無念な気持ちはあったものの顔は可愛いし、もしかしたらテクニックは素晴らしいかもしれないという淡い期待を抱いていたので希望はあった。だがその平均未満の乳を見た私の反応を察してか、

 

「ごめんね。おっきくなくて……」

と申し訳なさそうに囁いた。

 

女の子に悲しい思いをさせたことに気づきハッとなり我に帰った。

たしかに、デカい乳を持っていない女の子が悪いと言う見方もあるかもしれない。しかしこれは生身の人間との対話なのだ。

AVのように自分好みでない女の子が出てくると途端に不機嫌になるようでは男失格である。

そんなことを考えながら

 

「いやいや、大丈夫だよ。なんならおっぱい小さい方が好きだし…」

 

大嘘をついた。

 

彼女はそれに安心してか、

ありがとうと言うとにっこりと笑ってみせた。もう彼女に悲しい思いはさせたくない。

そう軽く思った。

 

私は既に全裸でいたのでやや恥じらいの気持ちも芽生え始めてきており嬢にもブラを脱いでもらうことにした。

ホワイトブルーのブラを脱がせると綺麗な乳輪が照れながら挨拶をしてくれた。

ピンク茶と言えばいいだろうか、変に色の偏りがなく茶色派、ピンク派の男性どちらにも対応可能な素晴らしい色合いであった。少し見惚れていたのだが最初にフェラをしてほしいと言っていたので早速してもらうことにした。

 

嬢の優しい温もりのある手が息子を包み込み身体中に刺激が走る。小学生のヤンチャなクラスメイトが授業中我先にと手を挙げるように息子はまたたく間に勃ち上がってきた。

それもそのはず、最近はほとんど性欲がなかったため知らずとオナ禁4日目であったのだ。

豪快な勃ち上がりに調子づいたソレはとどまることを知らない。嬢も負けじと激しい舌使いで対抗してきた。これまでに味わったことのない感覚があった。しかしそれが気持ちよさとは限らない。3分ほど経ったところでフェラをこのまま続けられてもイクことはないだろうと確信した。

 

 

不思議なものである。可愛い女の子に息子を手なづけてもらうことを毎日夢みていたのに結局は己の右手には敵わないのだ。

 

この世はなんて非情なんだ。

 

こんな仕打ちあんまりだ。

結局オナニーこそが至高なのか。

そんな私の思いなど理解するはずもなく必死に続けている嬢を見ているとなんだかいたたまれない気持ちになってきた。

 

「もう…...大丈夫です…」 

 

これ以上やっても出ないことは自明だったので少し気分を変えてみたいと思った。

そこで

「おっぱい触りたいです。」と言った。

 

あるようでない乳を前から後ろから揉んでみた。乳揉みの経験はあったので、揉んでものれんに腕押し状態の手応えがない嬢の乳房は全く興奮しなかった。

ある程度おっぱいをまさぐったところでいよいよ乳吸の儀に入ることとなる。

 

 

今回の電撃ピンサロ訪問において最も楽しみにしていたことの1つは乳吸の儀であった。

 

無類のおっぱい好きとして知られている私がフェラよりもおっぱいを堪能することに喜びを感じている事実は想像するに難くないだろう。

好きなだけ乳をまさぐったのち、丸く形作られた乳輪を丁寧に舐めた。時計回りに舌を滑らせ輪郭をゆっくりと一周させると今度は優しく吸ってみせた。

左乳右乳と順序よく頂いた。

舐めている最中、嬢から漏れ出す吐息がより官能的なムードを作り出す。

もちろん味はしないのだがそれでも幸せを存分に味わうことはできた。

 

「めちゃくちゃ可愛いおっぱいです。」

 

 

気がつけば訳のわからないことを呟いていた。

 

 

しかしそんな幸せは束の間。

おっぱいを夢見ていた少年の心には次第に充足感が失われていき、なぜかポッカリ穴が空いているようだった。

幸せなのに何か違う。

それがなにかはまだ分からなかった。

 

 

20分を越えようとしていた

30分コースを選んだのだがお店のシステムとして5分前には完全に抜き終わらなければならない。

既に残り5分のアナウンスがコールされている

 

 

「あと5分だよ!ちょっとペースあげるね!」

 

 

「結構ヤバいですね、、僕も頑張ります。」

 

 

嬢はより一層気合を入れてフェラを再開した。ただ私は正直イケないと最初に確信していたので全くもって自信がなかった。

このままでは出せる気がしない。

何か変化をつけなければならぬ。

30分コース特別割引価格の5500円とはいえ、時間内に抜けなければさすがに帰ることはできない。寸止め状態で20分も電車に揺れて帰るなど死んだ方がマシだ。

前回のオナクラ同様終盤に焦りが見え始めた。嬢の額からも汗が滲みだしてきている。

 

このままではまずい…

 

そこで私は起死回生のある提案をした。

Ⅲ.エピローグ

聞いた瞬間もしかしたらタブーの質問だったのかもしれないとひどく後悔をした。

しかし嬢はなんの躊躇いもせず笑顔でこう答えてくれた。


「お小遣い稼ぎだよ! 」


さらに余計なお世話かもしれなかったが、 そのお金 を貯める目的、つまり夢や希望があるのかを尋ねた。すると彼女は特に何もないと言う。

そう、23歳 の会社員である彼女はただ旅行や趣味に使うお金を稼ぐためだけに他人のちんぽをしごき、性欲を満たしているのであった。

 


私は心のどこかで幻想のようなものを抱いていた。 というのも風俗堕ちする人というのは何か重大な問題を抱えて、どうしようもない人が来るところだと思っていたからだ。

しかし実際は全く生活に困窮している様子もなかったので少し拍子抜けした。

 


そんな考え事をしているうちに彼女は続けた、

 

「3日前に初めてこの業界で仕事するようになったん だけど、Hの経験はいっぱいあるんだよ〜!」

 

 


知らんがな

 


そう思いながらも少し興味があったのでどんな経験があるのか質問してみた。

 


すると、彼女曰くほとんどのSEXはクラブの男との ワンナイトらしい。

そんな嬢ではあったが、私をかなり可愛がってくれたのも事実だ。 ワンナイトで捨てられる男にしかほとんど出会ったことがないらしい。どうすればこんな若くて純粋な子に会えるんだろーと言っていた。 おそらく町中を探せばどこにでもいるだろう。 しかし住む世界が違えば交わりえないものなのかもしれない。

 

世の中には色んな女性がいるものだな...

 

私はそんなことを考えながらシャワーを止め、 服を着た。

 


このあとどうすればいいのか問うと、 普通は2人で一緒にホテルを出てお別れをするらしい。 ごく稀にそのまま嬢を帰した後、ホテルで1人残る者もいると言う。そういう人は賢者タイムを味わいたいタイプなのかなと勝手に想像した。

 


エレベーターを2人で降りると方向が同じだったので歌舞伎町の街を少し2人で歩いた。

 


私はそこで今日はいい経験になったと感謝の言葉を伝えた。

彼女はかなり嬉しかったようで、


「今度道であったらHしようね!」

と言ってきた。

 


リップサービスだとは思うがなかなか気の利く女の人だと思った。

少し名残惜しかったがお別れの時間がきた。

 


「では、また。」

「うん!次も待ってるね!」

 


嬢は軽く手を振ると、激しく光るネオン街の奥へと消えていった。 (完)

Ⅱ. エクスタシー100

いんぽという事実だけは絶対に認めたくなかった。

俺はプレッシャーに弱いのか??

いや、そんなことはないはずだ。俺のエロスは生半可なものではない。 そんな自問自答を繰り返すさなか嬢は私の息子に対し、あらゆるテクニックを使い必死で奮い立たせようとしていた。 この気持ちになんとか応えたい。自分のプライドなんてどうでもいい、俺はこの1人の女の子を傷つけるわけにはいかないのだ。もはやこれは戦いであった。

正直なところ、嬢に気を遣っている時点で風俗業として成り立っていないのは事実である、、しかしそんなことは関係ない。 男として果たすべき使命を最後の5分で全うすることを私は誓った。 気持ちを改め、冷静さを取り戻した私は1 つのある重大なミスに気がついた。 

 

ここが大きなターニングポイントとなる。

 


重大なミス。

それは攻撃を受ける体制にあった。 正常な人ならば自慰行為の際、寝転んで仰向けの状態で行うらしい。 よくよく考えると私はいつも発射の8割を便座に座って行なっていた。 最近知ったことだがこれはかなりイレギュラーな形らしい。 何かがおかしいと感じたあの時の違和感はこれだったのだ。

ようやく謎が解けた私は嬢にお願いをした。

 

「座った状態で抜いてください ...」

 

彼女は少し困惑した顔で見つめてきた。

こんな状態で触るのは初めてです...

そう言いながらもさすがはプロ。 背後から抱きつくようにして息子を責めはじめるとみるみる硬くなっていった。 3分ほど経ったのだろうか、これまでにない素晴らしい勃ち上がりを見せると同時に奥底に溜まっていたであろうエクスタシーが体中を駆け巡る。

 

ついにイケる、、、 私は勝利を確信した。


しかし、あろうことか無常にもタイマーのアラームが部屋中に鳴り響いたのだ。 時間いっぱい20分を越してしまったのだがそんなことには気にも止めず嬢は手を休ませることはなかった。

 


ありがとう。

 


感謝の思いを胸に秘め、私は目の前にある棒の先端へ全集中した。

 

 

 

歓喜の瞬間は突然訪れた、、、!!!

 

 

 

息子をこれでもかと責められ続けられること22分。 竿の裏側から先端へと運ばれるドクドクとした鼓動が伝わってきた。 ついにイった。 白いそれは勢いよく解き放たれ、嬢の手を汚した。 さらにその先を越して床に飛び散るものもいた。 あっぱれの発射である。

「すごい!!」

彼女は興奮した面持ちでそう言と、心なしか少し安堵しているようにも見えた。 こんなに勢いよく出るとは思っていなかったと嬢に伝えられると私は少し得意げになった。 前半の情けない息子の姿からは想像できなかったのであろう。とにかく果てることができてよかった。

心の底からそう思えた。

タイムオーバーこそしたが それでも結果が出たことに意味があった。 時間ギリギリの極限の中でイクことができ、それを2人で喜びあったあの瞬間はおそらく一生の財産となるに違いない。

人生初のオナクラはこうして幕を閉じたのであった。 (終)

 


エピローグ

 


事後、シャワーを浴びながら嬢と話していると不意に気になることが浮かんだので質問してみた。

「なんでこの業界に入ったんですか?」

Ⅰ.オナクラそれは未知との遭遇

新宿歌舞伎町の歓楽街に入り無数のキャッチをくぐり抜け、住所通りの場所に来ると怪しげな事務所があった。かなり緊張したが時間もギリギリだったので2人は意を決し中へ。 受付のおっさんにプレイ希望の紙を手渡される。

1. 四つん這いになって後ろから弄られる手コキプレイ 

2. 前から見つめられながらの手コキプレイ 

3.耳元でエロいことを囁きながらの手コキプレイ


この3つから選ぶシステムだったので私はなんとなく2を選んだ。しばらくすると男にホテルへの行き方が示された紙を手渡され徒歩2分ほどのホテルへ向かった。


案内されたホテルに入ると受付の無愛想な男にホテル代の1000円を払い、21番室で嬢を待つことに。シャワーとベッドのみしかない質素な部屋だった。シャワーを浴びたあとベッドに腰掛け待っていたのだが約束の時間を10分過ぎてもまだ来ない。 友人にLINEすると彼のところにもまだ嬢は来ていなかった。 もしや詐欺られたか...? 今までの緊張が 急激に不安へと変わり私は居ても立って も居られなくなった。3000円だけだからいい社会勉強になったじゃないかと無理やり自分に言い聞か せ半ば諦めかけていたその時、扉の外から若い女の人の声が聞こえた。

「部屋番号21番でしたっけー?」とかすかに聞こえる嬢の声に私は安堵した。もうすぐ来る。 高揚感に包まれた私は胸の高まりを抑えながらノックされたドアを開き嬢を招き入れた。入ってきたのは若い大学生くらいの女性だった。店のコンセプトであろうOL姿の彼女は元気よく部屋に入 るやいなや笑顔で話しかけてきた。 そこで私は初めて顔を見た。

 ...... そこまで可愛くはない。 

2980円の顔といえば分かりやすいであろうか。しかし見れない顔 ではなく、ブスというわけでもなかった。少し期待していた自分に喝を入れ直し私は軽く挨拶をした。


「えぇーめっちゃ若いじゃんかわいぃー!」と彼女は少しテンションが上がっていた。話を聞くと客のほとんどがおっさんらしい。彼女は入店してまだ3日の新人嬢らしく普通の女の人だったので私は安心した。こういった店は初めてだという旨を伝えると嬢からお祝いの言葉をもらった。 安心感からか嬢との会話も弾み楽しいひとときを過ごす….. 

おっといけない。 もうタイマーはスタートしている。 早く抜いてもらわねば何をしにきたのか分からない。それを察したのか嬢は私に下半身を脱ぐよう催促してきた。私はおもむろに立ちあがりズボンを脱いだ。


「パンツも脱いじゃっていいですか? 今考えるとバカな質問である。 脱がなかったら逆に何をするのか。 しかしそんな私に嬢はにっこり笑って大 丈夫だよと声をかけてくれた。 ゆっくりとパンツを脱 ぐと私の息子があらわになった。まだ息子は勃っていなかった。


パンツを脱がされたものの、寒さのせいか息子はまだ萎んでいた。 普段はもっと大きいのに... 私は恥じるように下を向 き、小さくなっている息子を少し恨んだ。そんな私に構うことはなく嬢は息子を撫ではじめる。 ベッドの上に寝かされた私は下半身丸出しのまま攻撃を受けた。嬢は息子を優しくシゴきながら唾液 をとろっと垂らしだした。 良いとは言え ないビジュアルから放たれる唾液に少し戸惑いながらも、ぬるぬるになった息子を弄られているうちに心地よい感情が徐々に肉体を支配していく。悪くはない。 そう思いはじめるようになった。


しばらくシゴかれていたのだが息子は一向に硬くなっていかない。 いわゆる半勃ち状態のまま時が過ぎていった。 なにかがおかしい... 元気にならない息子に痺れを切らしたのか、嬢も次第に手の動きが荒々しくなってくる。 このままでは絶対にイクことができない。 そう確信すると同時に嬢に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになった。なんとか悪い流れを断ち切らなくてはならない。残り6...  はただ焦っていた。


「ローションとかってないですか? 起死回生の一手を投じた。もはやこれしか道は残っていない。 ただ願うしかなかった。 あってくれと。 すると願いが通じたのか、嬢はカバンからローションを取り出し私の息子に垂らしはじめたのだ。普通にローションあるんか い。 心の中で「最初から使えや」 と突っ込む自分を抑えつつ笑顔でもう一度 お願いしますと伝えた。 仕切り直してもう一度。 嬢はローションをふんだんに使い息子を弄り回した。 しかしまだ元気が出ない。事態は一変、天国から地獄に突き落とされ る。一体どうしちまったんだ!不安そして恐怖が渦巻き自分自身を責める負の感情が溢れ出る。そして脳内にある3文字の言葉がよぎった...

"" "" ""          (続)